今夜はアニメっっっ
今夜家に帰ってから、ボーッとテレビやスマホを眺めてるあなた。
お疲れですね。
明日への気力が湧かない…そんなあなたへオススメのアニメがこちらです。
紙コミックも買えるのはこちら ↓ (広告)
死んだように生きるよりも、死ぬ気で生きろ!
- 著者 麻生羽呂・高田廉太郎
- 出版社 小学館
- 掲載誌 サンデーGXコミックス
- アニメ制作 BUG FILMS
サンデーGXコミック読むならサンデーうぇぶり ↓
「やりたいことをやらずに生き延びるくらいならゾンビに喰われたほうがマシだ。」
そう言ってやりたいことを箇条書きにしていくシーン
ボールペンのカスレ具合が見事に再現されていて、アニメの進化に仰け反り(のけぞり)ました。
クーポンでお得に読める ↓ (広告)
物語は現代日本。
夢とやる気に満ちて広告代理店へ入社したアキラだったが、パワハラとセクハラが溢れた会社で、入社から3年経ち身体と精神を病んでいた。
すでに自我を無くしたような状態アキラ。周りの社員も皆同じように「身体を壊してからが本番だ。」とか言っている。
まあ。オカシイのだが。
えっなんの話かって?2023年夏アニメ化された『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』の描写が凄すぎるというお話です。
なんかなぁ… 若者にも刺さると思うんだけど、人生に疲れ切った大人にもめっちゃ響く、響く、響く ホヮンホヮンホヮン(エコー)
一度でも死にたいと真剣に願ったことのある人ならば、そこから逃げる術(すべ)などないことは理解できるのではないだろうか。そう逃げられない思考回路になっているのですよ。
逃げたら、みんなに迷惑がかかる。辞めたら家族に申し訳ない。でももう一歩たりとも前へ進めない。ああ明日なんて来なくていい。このまま目覚めなければいい。隕石が自分だけに当たればいい。買い物の帰り道で車が突っ込んでくれないかな。
死の甘美な誘惑から逃れられないのです。
だがしかし、先月辞めたあのバイトの子を思い出している人はいる?
そんな人だぁれもいない。あなただって忘れてたでしょ?今日をどうやり過ごすかで精一杯でしょ?
だから辞めた人のことなんて誰も責めてこないんですよ。
だって誰も彼も自分の今日しか見てないんですよ。私のことなんて、あなたのことなんて、明日には忘れてるんですよ。
だったら、自分の人生を取り戻しましょ!
ドラマだけじゃない!アニメもwowow オンデマンド↓ (広告)
ちょっと声高(こわだか)になってしまいましたすみません。
思考回路が壊れてしまったアキラは、ある朝起きたらゾンビだらけになった世界へ放り出されます。
そして自分を取り戻すのです。
「えっっ?そんなバイ●ハザー●みたいな事と、ブラック企業への出社が同列で並ぶの?」と思ったでしょ。
そう並ぶんですよ。そういう思考回路になってしまってるんですよ。だから、この設定はおかしくないんです。
マジで自分に隕石が落ちて来ないかな。自分だけに。と、思ったことのある人なら心に触れるものがあるはず。だから観てほしい。アキラがだんだん自分を取り戻していく様を。
これ30分アニメなんだよ! 贅沢すぎっっっ!
そして、冒頭にも書いたように、アニメが、絵が、すごい。スゴイ。動きは滑(すべ)らかで、光の描き方、ボールペンで書いた文字。とにかくすごい!もう泣けるぐらいスゴイ!映画じゃないんだよ!30分アニメなんだよ!感涙むせび泣きますよ!
こんなアニメを観られる日がくるなんて
(T ^ T)
ありがとうBUG FILMS!
ゾンビが溢れた世界でアキラは色を取り戻します。ゾンビの血の色がカラフルで、まるでスプ●トゥー●!イイね、イイねその表現。だからこそ、アキラが前を向く物語が進められるんだと思います。
OP曲「ソングオブザデッド」KANA-BOON / ED曲 シユイ「ハピネスオブザデッド」
アニメ公式サイトはこちらから (公式サイトは2023年夏の内容です) ↓
このアニメ、楽曲も贅沢です。オープニングは、各フェスで不動の人気を誇るKANA-BOON。
キャッチーな歌詞とポップなメロディ、ヴォーカル谷口鮪のハイトーンヴォイスが持ち味ですが、今回の『ソングオブザデッド』ではラップを取り入れ、ブラックな状態にいるアキラを浮き彫りにしているあたりグッときます。
そして、メロディラインがポップに転調してからは精気を取り戻したアキラと共に私たちにも、語りかけてくれるんですよ。
『やがて人生だって終わってしまうぜ、虚しさだけじゃ足りないだろう?』って。
くぅぅぅぅぅっ。足りねぇよ。全然足りねぇよ。自分の人生の余白(残り)を思わず確認しちゃいましたよ。
オープニングアニメもまた良い!アキラ達がダンスしてるんですが、動きが半端なくシームレスにつながってるんですよ。まるでミュージカル映画のようです。
ちょっとはCGのダメなところとか目につくものですが、目を皿にして見ても粗が見つかりませ〜ん。
エンディング曲を歌っているのはシユイ。と、すみません。私、初めましてでございます。
なのでちょっと情報を探してみました。(すみません。)
2021年1月に “歌ってみた”動画を投稿したのが、歌い手としてのスタートだったそうです。素顔は明かしていないのですが、イラストを描いていて、(そのイラストもプロ級!)シユイさんのMVを彩っています。
『ハピネスオブザデッド』では、その際立つ歌唱力をあますところなく披露しています。高音も良いのですがちょっとコブシがまわった低音もいいです。
『寄り道したっていい。急に歌い出したっていい。』って言ってもらえたので、私が突然歌い出しても引かないでくださいね。
背中押されまくってるな。
この物語が、手枷(てかせ)、足枷(あしかせ)をはめられた人を解放してくれますように。
あなたの世界も本当はカラフルなんですよ。
今夜は「アニメってイイよね❗️」のコーナーになりましたがいかがでしたでしょうか?
いつからでも、何歳(いくつ)になってからでもハマる(沼る)ことってできるし、推しだって見つけられます。
それは、初恋にも似てあなたの心をつかんで離さないでしょう。
アニメイイよね!マンガイイよね!漫画家さん、アニメーターさん天才よね!
今夜もお付き合いいただきましてありがとうございました。
紙コミック買うならこちらで全巻まとめ買い!(広告)